オリンピックやFIFAワールドカップ開催、2011年のデータ放送開始も迫っており、薄型テレビの購入を検討している方も多いはず。「大画面」と「フルHD」で失敗しない薄型テレビ選びをしましょう。
2007年には普及率が20%を突破した薄型テレビ。
近年は30%超の価格引き下げが行われ薄型テレビに手が届くようになったことや、2011年のデータ放送開始も目前に迫ってきていることを踏まえ、薄型テレビへの切り替えを検討している方も多いのではないでしょうか?
また2008年は北京オリンピック、2010年はFIFAワールドカップ第19回南アフリカ大会も開催され、薄型テレビへの関心が一層高まっています。
特にオリンピックやワールドカップなどのスポーツイベントは、液晶やプラズマテレビの商機でもあります。
ちょっと最近の大会を振り返ってみましょう。
2004年のアテネオリンピック。
この年は、公式スポンサーとして大規模キャンペーンを行った松下電器のプラズマテレビVIERAが好調で、プラズマテレビの売上シェア40%を確保しました。
しかし2006年のFIFAワールドカップ ドイツ大会では結果は不発でした。
期待されたワールドカップ商戦で液晶パネルが供給過剰になり、その結果価格の下落を招いたためだと言われています。
しかし国内だけでも2007年度は800万台、そして2011年には1,100万台規模の市場となる見込みであり、今後ますます薄型テレビに目が離せない状況です。
「薄型テレビ」とひとことで言っても、一人暮らしや家族での利用など、その利用環境によって、必要とされるサイズやスペックは大きく異なります。しかしここでは、「大画面」と「フルHD」の2つのキーワードから薄型テレビ選びを検討しましょう。
誰もが限られた予算の中で、最良のものを選びたい!だれもが願うところ。しかもリビングに据えるメインテレビは、買い換えサイクルが平均10年前後と長く使う製品であり、失敗したくないとも思いが強い商品です。
現在主流で値ごろ感のある32〜37型の薄型テレビです。特に2007年末現在、一番お得感が高いのは32型の液晶テレビです。 このモデルは比較的大型なのにも関わらず、10万円前後からあります。
しかし各メーカーの調査によれば、32〜37型の薄型テレビ購入者へのアンケートにおいて、「もう少し大型にすればよかった」との意見が多いそうです。
将来を見据えたサイズ選びを考慮すると、まずは「予算が許す限り大型の薄型テレビを選ぶ」ことをポイントにおくと良いでしょう。
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一般的にプラズマはコントラスト性能に優れ、残像感が少ないという特性があります。また黒が浮かないため、映画やリッチなコンテンツをじっくりと鑑賞するのに適しています。こうしたプラズマの特性から「映画を見るならプラズマ」というキャッチフレーズを松下電器がVIERAでアピールしています。
一方、リビングで日常的にテレビをみるのであれば液晶がお薦めです。フルHDでは、40〜50型の同サイズのプラズマと比較しても圧倒的に輝度が高く、それでいて省エネです。
フルHD化の進行とともに、液晶テレビ市場の2007年の大きなトレンドとなったのが、液晶特有の残像感を低減する倍速駆動技術。通常60コマの映像から、新たに中間フレームを作りだし、120コマで表示することで、人間の目で知覚してしまう網膜残像を排除するという技術。
2007年に入り、フルHDモデルでの導入が進み、2月に発表されたシャープの「AQUOS Rシリーズ」を皮切りに、2007年は、ほぼすべての大手テレビメーカーが倍速対応を果たしています。
フルHDという観点では、液晶は32型から、プラズマは42型から設定されています。液晶では標準的に37型においてフルHDが製品ラインナップに用意されており、参入メーカーが多いことから選択肢も多く、価格もバリエーションがあります。
一方プラズマは価格的には対抗は難しい状況。松下電器の42型フルHD「TH-42PZ700」が30万円半ば〜40万円代前半であるが、それ以外はサイズが50型以上になるため価格も50万円台に跳ね上がります。
フルHDをポイントとして考えるため、予算が10万円台後半〜30万円程度、サイズを40型前半までとする場合は液晶テレビをお薦め。価格よりもサイズにこだわり50型以上を選択する場合はプラズマから選択するというのが、現時点では現実的な選択肢と言えるでしょう。
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カタログやインターネット上の情報、雑誌で、薄型テレビに関するほとんどの情報は手に入る時代です。
例えば液晶テレビといえば、シャープのイメージを持っている方が多いのでは?
実際、国内では家電メーカーの多い日本で、3割以上のシェアを確保してトップにいます。 2位は液晶業界に参入が遅れたこともありながらソニーが追い上げてきています。ブランド力の強さと言えるでしょう。
このようにメーカーによる好みはあるとはいえ、使い勝手や画質については、実際に自分の目で見て確認してみたい。サイズや予算が決まったら、ぜひ店頭に足をはこび、実機に触れてみましょう。
販売店でのチェックポイントは以下の2つです。
※ 店頭と家庭の違いを考える
※ 使い勝手
販売店は「非常に明るい」ため、一般的な家庭でのテレビの見え方が違います。“自宅では店頭ほど高い輝度は求められない”ということを心にとめて各機種の画質をチェックしたいです。
たとえば他の機種より「暗い」と感じたテレビであっても、リビングに持ち込めば十分な輝度があります。画質を比較する場合は、輝度設定が同条件になっているかを確認してください。
テレビとの「距離」も忘れてはいけません。平均的な家庭では、テレビから視聴位置までの距離は1〜3m程度。使用時の距離を想定して店頭のテレビをチェックすると、実際の利用時に近い評価が行なえます。
使い勝手は最重要ポイント。その中でも重要なのは切り替え動作のレスポンスとリモコン操作です。
電源を入れてから画面が表示されるまでの時間や、チャンネル切替、入力切替のレスポンスは機種によって大きく異なります。特にチャンネル切替は家族全員が毎日行いますので重視したいポイントですね。
現在の店頭で確認できる薄型テレビではおおよそ4秒弱でチャンネル操作可能です。仮にチャンネルの切り替え動作は3秒後であったとしても、0.5秒程度で番組情報や切り替わる先のチャンネルが表示されると、さほど待たされる感覚はありません。
しかし黒い画面のままで切り替えを待たされる場合は、それだけでイライラしてしまう人もいるでしょう。
リモコンについてもボタンの配置、持ちやすさやなどは各社でさまざまであり、使用感に大きく影響します。
リモコンとテレビ番組表は家族全員が利用する機能となります。購入前にぜひチェックしてください。
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